フアラライ山の麓、300~800mで育つコナコーヒー。
その中でも一際標高の高い1000mの場所でオーガニック栽培をしている「マウンテンサンダー・コーヒー」さんへ、農園見学をさせて頂きました。
レンタカーで農園へ。
その中に、マウンテンサンダーさんの農園があります。
Aloha!
沢山の受賞歴をもつコチラの農園。
オーナーのトレントさんと、日本語ガイドでお世話になった知子さんと共に、農園からウェットミル、ドライミル、焙煎から販売まで…まさに"From Seed to Cup"となるまでを案内して頂きました。
案内の前に戴いたコーヒーと、トレントさんの淹れて下さったエスプレッソ。
「わぁ!とってもクリーン、フルーティー」
「おいしーーーい」と難しい事抜きに、素直に大感激!
やっぱり農園自慢のコーヒーは美味しかった!
これからのコナコーヒーの旅、期待で胸が膨らみました(^^)
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【農園見学】
バナナやポハベリー(ほおずき)、ラズベリーやカカオ…、農園の中で自然に育つフルーツ類がとっても豊富。鳥が食べるそうです。自然の生態系を作っているのですね。
農園内も本当にジャングルのようです。
農園の中にはラバチューブ(溶岩洞窟)もありました。
農園内ではアヒルやロバが放し飼いされています。
コーヒーの実は食べないそうです(笑)
コーヒーの木は、ちょうど花から実になる課程のところでした。
終わりかけのお花も見られましたし、赤く色づき始めた実も見ることも出来ました。
なんていいとこ取りな季節にやってきたのでしょう♪
ちょうどマウンテン・サンダーさんでは、私達が農園を訪れたこの日から収穫が始まったそうです。
マウンテン・サンダーさんのある農園は、標高が高く、気温も他の農園よりも低めの為、木の上でゆっくりと完熟し、甘みもぐっと増すそうです。
赤いコーヒーの実を食べさせて頂きました。
実は薄く、殆ど種(豆)でしたが、周りのぬるぬるとした実の部分はとても甘かったです。本当にサクランボの実がもっと薄いみたいなイメージです。
背丈は3メートルぐらいで抑えているようです。
カットバッグされた木。
状態を見て、だいたい5年ぐらいで成長した枝をスパッとカットしてしまうそうです。また新芽が生えてどんどん育つそうですよ。
貯水タンク。
施設の屋根(トタン)を伝って、貯められます。
乾燥地帯のコナ地域は水が貴重で、雨水をこのようにして利用するそうです。
ハワイ島(コナ)の山の方は<朝は快晴→午後は雲り→夕方は雨>というサイクルの気候ですので、雨水による水の確保の方が確実なのでしょうね。
ちなみに、午前中の日差しが強くても午後に雲が厚くかかるので、シェードツリーはなくても大丈夫だそうです。
次はウェットミル見学です。