MEALCRAFT COFFEE BLOG - ミールクラフトのコーヒーブログ

越後妻有、新潟県十日町市にあるスペシャルティコーヒー豆専門店『ミールクラフト』のコーヒーブログです。

お客様との会話から膨らんで

お盆休み真っ只中!昨日はお盆入り。夕方お墓参りをして仏様のお迎えをしてきました。

三連休中は帰省中のお客様も多くご来店くださり、ありがとうございます(^^)この時季ならではの賑やかさ!慌ただしい接客になってしまい、丁寧にご対応できなかったことも…(*_*)申し訳ありません。またゆっくりご来店していただけますように…。御中元や手土産のギフトもありがたく沢山包ませていただいています。やわらかアイスコーヒーもお声掛け頂く事が多く、今年は早いうちに売り切れてしまい本当に申し訳ないです。私共の力不足を痛感している数日です。まろやか水出しコーヒーはなるべく切らさないように毎日頑張ってお作りしております★


さてさて、ご好評いただいている夏のスペシャルセレクションコーヒーですが、「ホンジュラス」&「ブラジルCOPC優勝ロット」。同じタイミングぐらいで完売となりそうです。どちらも個性の違う魅力的なコーヒーなので、終わってしまうのが本当に寂しい〜(T_T)ご希望の方は今のうちに是非どうぞ♪そして!来週ぐらいには第三弾のスペシャルセレクションが登場しますので、こちらも是非お楽しみに♪


お客様との会話から膨らんで

★先日の収穫情報★
「焼きリンゴ」「浅煎りコーヒーのドリップについて」です(^^) どちらもホンジュラスをより楽しむために膨らんだ情報です。

★「焼きリンゴ」は、輪切りにしたリンゴをオリーブオイルで焼くという、シンプルな調理法ですがとっても美味しそう♪お客様に教えてもらいました!リンゴと言えばくし切りばかりでしたので、皮と芯そのまま丸ごと輪切りというのが新しい感じで、ちょっとやってみたくなりました。ホンジュラスの香味のイメージの焼きリンゴから会話が膨らみました♪朝食に食べ合わせを楽しんでみようと思います。

★「浅煎りコーヒーのドリップについて」は、いつもブラジルを楽しまれているお客様が、同じようにホンジュラスをドリップで淹れたら「いつものように膨らまなくて酸が目立つような感じがした」とのことで、これは浅煎りコーヒーの特徴でもあるので良くある感想です。
しかしそこから会話が膨らみ、「酸をもう少し柔らかく淹れるにはどうしたらいいかなぁ」→(ドリップの抽出時に出る成分の科学的検証では)「酸は抽出の段階では早く出てきて、コクや苦味はその後から出てくるので…ゆっくりめに淹れるとコクや苦味の成分もしっかり抽出されてバランスがとれますよ」「浅煎りコーヒーは膨らみにくいから、いつものように淹れるとお湯の抜けが良くて早く抽出が終わってしまうんだよね」→(特にいつも淹れてる当店のブラジルは中深煎りなので、お湯をさすとモコモコっと良く膨らむ焙煎の豆なのです) 「…!!あ、なるほどコクや苦味成分が出る前に抽出が終わってしまう…。だからより酸が目立ってしまう抽出になるんだぁ!と、説明しながら科学的にもそうゆうことかと納得してしまいました。お客様のいつものコーヒースタイルをよくお聞きして謎が解けたのも嬉しいことでした。
浅煎りコーヒーの酸の質を楽しむにはフレンチプレスの抽出をおすすめしていましたが、ドリップのコツが理解できたらドリップでもまた好みの抽出がコントロールできそうですね。

残り僅かのホンジュラスですが、まだまだ楽しめることがいっぱい!まだあるうちに楽しみ尽くそうと思います♪