mealcraft coffee blog - ミールクラフトのコーヒーブログ

越後妻有、新潟県十日町市にあるスペシャルティコーヒー豆専門店『ミールクラフト』のコーヒーブログです。

エチオピアコーヒーの魅力

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当店でも不動の人気豆「エチオピア・イルガチェフェ "ベレカG1"」でお世話になっているエクスポーター(輸出会社)の代表が来日されるということで、先月マスターが東京へ出張してきました。 エチオピアコーヒーの歴史や現状、そしてこれからについてのお話しを伺ってきました。

興味深いところを簡単にまとめましたので、よかったら参考にして下さい♪

  • 栽培

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    コーヒー発祥の地であるアフリカ・エチオピアのコーヒー豆は、古来よりもともと自然に育っているコーヒーの木をそのまま守りながら森林の中で栽培しています。
    「管理生産すると生態系が変わり品質にも影響する恐れがある…!」とのことで、このような形を維持して栽培されています。 また標高が約2000mと非常に高く、害虫やさび病などの被害も非常に少なく、農薬を使わなくて良い環境なので、認証はありませんがほとんど(95%)が有機栽培を実践しています。

  • 品種
    「アビシニカ」という品種で、世界で唯一の「コーヒーの原種」だと自負していました。

  • 収穫

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    自然のままに育っているコーヒー豆! ブラジルなどのように広大な土地で大農園が管理生産するのとは違い、【山の中の森林で育っているコーヒー豆を小農家が収穫】しています。機械が入れないので全て人の手でひとつひとつ収穫します。棚田の稲作を想像してもらえれば分かり易いでしょうか。
    そのような機械や車が入れない環境なので… 物流の足は「ロバ」なんですよ! 悪路も頑張ります!

  • 精製

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    そして、収穫されたコーヒー豆は精製所に持ち込まれ、グレード分けされています。 ここで徹底的なハンドピックを行い、高品質エチオピアに仕立て上げています。
    エチオピアコーヒーの独特の香味はこのような環境のもとで作られているのですね。

  • ECX(エチオピア商品取引所)

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    また、エチオピアのコーヒー産業は、ECXという商品取引所を通して世界へ流通されます。 アフリカの農業の革命的システムとして、以前TEDでも紹介されていました。(プレゼン時間は20分くらいですが、ご興味ありましたら是非!)狭い地域の中でよく分からないまま流通されていた自分たちの作物が、世界視点の視野をみられることによって生産者も市場も向上していくということです。
    導入当初、ECXによって生産者との直接取引ができなくなってしまった為に、もうスペシャルティコーヒーのレベルでは入荷できない…という懸念もありましたが、全体的に品質が年々向上していっているということ、またエクスポーターの支援・指導も積極的に入っていき、エチオピアのコーヒー産業は良い感じで循環して言っているようにも感じています。

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私たちも大好きなこのエチオピアコーヒーの産地の現状を知り、実際に口にする皆さんにこの情熱と美味しさをもっともっと磨きを掛けてお届けしたいという気持ちになりました。

そこで期間&ネットストア限定とはなりますが、近々エチオピア・イルガチェフェの深煎り(フレンチロースト)バージョンを販売する予定です。
エチオピア、イルガチェフェ地域ならではの華やかな香味は、深煎りでも消える事なく、新しい深煎りの魅力を楽しめると思います。これからの季節はアイスコーヒーにしてもオススメです!

産地の情熱と、独特の華やかな香味の【エチオピア】のコーヒーをこれからもよろしくお願いします(^^)