カッピングの勉強会に行ってきました。
当店のブラジルコーヒーでお世話になっている会社さん主催の会です。
私、カッピング(ワインで言うテイスティングみたいなもの)はほとんど知識なしで行ったのですが、一からわかりやすく教えて頂けました。
先生はこちらの会社の社長さん。生産に携わっていた日経ブラジル人の方で、今ではSCAA認定カッピングジャッジもされており、生産からロースターに近い立場に精通した希少な方です。そんな先生の話はとても興味深くずっと色んなお話を聞いていたいほどでした。
官能的な表現を数字にするのは難しいものですが、今回はスペシャルティの平均的な点数の基本となるものがあったのでそれと比べて他のが比較できたのと、先生のコメントで最初に誘導してもらえたのでとてもわかりやすかったです。
少しずつ進めていくと自分なりのコメントも臆さず言えたりして、他の方のコメントと合わせて方向性を確認したり。ワインと似ていますね。
曖昧なものを客観的に見て評価する力、私にもできるようになるでしょうか(^^;)これからも訓練していきたいと思います。
コロンビアの希少なコーヒー(ゲイシャ種)を体感!
コーヒーではありえない、まるで芳香剤のような強い香りにビックリ(^^)イルガチェフェやパナマのようでした。ドキドキ、ワクワク、楽しかったです。
朝から夕方までみっちり、でもあっという間の研修会でした。どこにも寄る余裕もなく、朝一の新幹線で直行、帰りは高速バスで帰宅でした。移動時間が長いので日帰りはしょうがないですね。でもとても有意義な一日でした。
生産側の事情、ロースターの事情、消費者の事情、全てに精通して考えられる人というのは意外と少ないのかもしれません。少しずつお互いが手を取り合っていけば、良いものが生まれてくるのですね。今はそうした動きがでてきています。良いものを作っていけば消費者は対等のお金を払い、生産者へリターンされる、持続可能性(サスティナブル)がとても大事なのです。コーヒーの生産の大変さの割に私たちはとてもリーズナブルにコーヒーを味わえているなぁと感じます。ありがたい事ですが、色々と考えることは沢山ありますね。