貝殻君とへちゃむくれ君
今年のタンザニア、ムリンガ農園。
と~っても甘いコーヒーです。
モンデュール農園の時は「酸味とコクのバランスがよくジューシーです。」なんてお話していましたが、ムリンガ農園は酸味よりも甘さがより際だっている感じがします。
そんなタンザニア君。
貝殻豆が多くって、せっせとハンドピック。
タンザニア、ケニアの豆に多い、貝殻豆。
通常一つの実に対になっているコーヒー豆(種)。それが異常交配などの原因で、片方の豆がもう片方を包み込みように出来てしまったコーヒー豆が、貝殻豆(&対になっているへちゃむくれ君。正式名は…?)だそうです。
貝殻豆は通常、欠点豆として取り除くのですが、はたしてどんな味なんでしょう。
それぞれ、1杯分ずつの量には足りなかったので、半量は通常のタンザニアをブレンド。
貝殻君
綺麗な酸味がありつつも、コクが少なくすっぽ抜けた味。
へちゃむくれ君
香りもコクも良いけど、後味に苦みが残る。…小さいから焦げちゃったのかしら?
どちらにしても、そんなに嫌な感じはしませんでした。
黒い豆や、未熟豆のコーヒーは嫌な味が口いっぱいに広がり、鼻から抜ける香りもずっと嫌な感じが残りましたが、貝殻兄弟はそんなに悪く感じませんでした。
でも、味わいのバランスが悪くなるので
やっぱり取り除くことにしました(^^)