2008年3月19日、新潟県十日町市で初めての「スペシャルティコーヒー豆専門店」を開店させて頂く事となりましたミールクラフトと申します。当店は、店内で自家焙煎した《スペシャルティコーヒー》を対面で量り売りする直売スタイルのお店です。
又当店では産地・農園や品種、収穫時期等の情報を可能な限りオープンにして、個性的でクリアなコーヒーの数々をいつでも新鮮な状態でお届け致します。
小さなコーヒー工房ですが、誠意を込めて丁寧にコーヒー豆をお届け致します。
皆様どうぞよろしくお願い致します。
ミールクラフト 店主
コーヒーはお米と同じ"生鮮食品"です。
コーヒーはお米と同じ農産物であり焙煎されたコーヒー豆は “生鮮食品” であると当店は考えます。
「古米よりも新米」「精米したて」が美味しいのと同じように、コーヒーも鮮度が大事だと考えます。
しかし現在、一般の市場に並んでいるコーヒーは、いつ収穫された豆なのか、焙煎してからどのくらい経っているか等、明確にされていない事が非常に多いと感じています。
当店では、トレーサビリティ(流通経路)が明確な、産地の顔が見えるコーヒー豆のみを取り扱います。生豆を入庫後は、玄米の管理からヒントを得て年間を通して定温湿管理し、焙煎後もコーヒー豆専用のショーケースに入れて、できるかぎり劣化を防いでいます。そして、こまめに焙煎することにより常に鮮度の良いコーヒーを提供することをお約束しております。
鮮度の高いコーヒーはお湯を注ぐと「ぷっくりとまぁるく」膨らみます。コーヒーは生きているんだなと感じる瞬間を是非お楽しみ下さい。
meal = 食する事 craft = 手作り
手作りの温かい食卓は、笑顔の源。
そんな食作りの手助けと笑顔の架け橋になれるように、「mealcraft」という店名を名付けました。
ふと大好きなコーヒーを考えた時、今、目の前にあるコーヒーがどのように作られ流通しているのか、その時はほとんど知る事ができませんでした。その答えを見つけたくて、様々な勉強や経験、そして多くの人達との出会いの中で、やがて自分達で品質の優れたコーヒーを提供していきたいと考えるようになりました。
数年前に比べると、志の高いコーヒー店は増えてきています。しかし、意識して自ら情報収集しなければ、普通に手に入る状態ではまだまだありません。未だ大量生産された低価格・低品質なコーヒーが多く流通されています。
毎朝のコーヒーはもちろん、職場や外食時に飲むコーヒーなど、普通に何気なく飲む飲み物に安心・安全であることはもちろん、ただ値段が高いだけの高級品ではなく優れた高品質のコーヒーを提供していきたい、
その思いが、世界の中でも数少ない優れたスペシャルティコーヒーの生豆に自ら触れ、自家焙煎にてそのコーヒーが持つ味わいを最大限に引き出し、皆様にお届けする《スペシャルティコーヒー豆専門店》として、新しい仕事を行う事を決意させました。
実家の洋菓子店があるこの越後妻有、新潟県十日町市は魚沼コシヒカリをはじめ、食材の豊富な土地であり、食へのこだわりが一段と高い地域です。だからこそ品質にこだわったコーヒーも必ず受け入れてくれるはずだと考え、今後は洋菓子店のケーキ・お菓子や越後妻有の食とのペアリングも展開していきたいと考えております。
ちなみに店名の ”meal” は、
『見る』 = 品質や時代をよく見る
『mille』 = 千の意 ~多くの人の手に渡るように
等の意味も込められています。
「from seed to cup」
コーヒーに係わる全ての生産者からお客様にとって、
沢山の笑顔の架け橋になりますように…